2011年2月9日水曜日

[Android]ライブラリプロジェクトを使う

androidの開発で、複数のプロジェクトを開発し、なおかつ、共通部分を切り出したい。というときがあります。そういうときに、ライブラリプロジェクトを使います。
ライブラリプロジェクトを使わない方法としては、共通部分をjar化する方法がありますが、結構面倒だったり、デバッグしづらかったりします。

ライブラリプロジェクトは、以下のようにして作成します。


  1. androidプロジェクトを新規作成します

  2. プロジェクトの設定で、「android」のプロパティで「Is Library」にチェックする

ライブラリプロジェクトを使う方法は、以下のようにします。



  1. androidプロジェクトを新規作成します

  2. プロジェクトの設定で「android」のプロパティで、ライブラリの部分の「追加」ボタンでライブラリプロジェクトを選択します

以上。超簡単。でどんなメリットがあるかというと、


  • ソースを共有できる。ソースフォルダを共有します。ビルド対象になります

  • リソースを共有できる。文字列や画像。ライブラリプロジェクト側のR.javaが追加されます

  • aidlを共有できる。R.java同様に、勝手に追加されます

  • nativeライブラリが共有できる。各プロジェクトにコピーする必要がなくなった

リソースに関しては、ライブラリプロジェクトのにあるものと、同名のものを作るとなんと、オーバライドされます。


ソースのビルドは多少時間がかかりますが、反面、コンパイルされることにより、ビルド時にいろいろなことを解決できます。オーバラードされたリソースIDとか。意外と便利。

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